どこかの本

誰かのお話かもしれません。それが誰なのか、私達は知ったところでどうすることもできないのでつまりそういうことです。

伝言

伝えられない苦しさが
声に出せない悲しさが
どれほどなのか、知りました。

たくさん言いたいことがあるのに、
それを声に出すことが出来ずに、飲み込んでは呼吸が不自然に早くなりました。
伝えたいことがあって、それを言いたいはずなのに何故か言えずに、泣いて困らせてしまうことしかできませんでした。

「ごめんね」

そんな言葉は良く出る癖に

「いいの、わかってるよ」

そうやって、あなたが言うから



愛してる、大好きよって言えないままです。